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1. 米原学区探検隊 入江内湖および干拓資料館

投稿日時: 2021/05/28 米原中学校

琵琶湖には以前は西の湖のような内湖がたくさん点在していました。その中でも入り江内湖は面積300ha、周囲は8kmもり、琵琶湖の内湖としては大中之湖に次ぐ規模でした。縄文時代の丸木舟、縄文土器などが多数出土しています。そのほか、弥生土器や古墳時代の副葬品・和同開珎など貴重な資料が出土しています。

江戸時代の新田開発、特に干拓事業は海の潮の満ち引きを利用しており、琵琶湖の内湖では難しい方法でした。人口の増加に備えて、明治6年(1873年)に干拓計画が持ち上がりましたが、実現しませんでした。

昭和19年(1944年)に第2次世界大戦に備えた食糧増産を図るために着工されましたが、戦争末期で工事は難航し、昭和24年(1949年)に完成しました。米原中学校はその内湖の中に建っています。

詳しくは入江内湖干拓資料館へ